本当に「自分の受験」のための対策をしていますか?

受験のエキスパートWizz青雲学院
Evoto

大学受験へ向けての準備は、どこに目標を置くのかによってやるべきことは千差万別です。

単に高校の受験対策向けの問題集(多くは様々な過去問を抜粋した総合型問題集だと思います)を順に丁寧に解いて復習をしていけば、その延長線上で合格するというものではありません。

よくある失敗例 1

自分の苦手な所を強化しないといけないと思って塾や学校のカリキュラムを一生懸命こなしているのになぜか模試の成績が伸びてこない。

なぜだろうと疑問に思いつつも、たとえば英文法の問題ばかり解いている。

ところが受験校の赤本を見ると、実際には英文法よりもイディオムや長文の占める割合が多い出題だったりする。

だからデータとしては伸びていないのに、勉強量の事を重視しすぎているために

「きっとまだ量が足りない」

と思ってさらに英文法ばかりやってしまう。そしてどんどん方向を誤ってしまう。

よくある失敗例 2

 数学や理科など理数系に圧倒的に時間をかけ過ぎているのに、自分の中ではとにかく

「数学で点を取らないと」

という思いが強すぎるとともに、

「暗記科目は1か月もあればなんとかなる」

そんな目論見もあり、迎えた共通テストで

数学は予想外の難易度で歯が立たない上に、模試以外ではほぼやっていなかった国語で大失点。

かろうじて社会系の暗記科目は何とかなるも、やむなく志望校を変更することになってしまう。

学校や予備校での一律のカリキュラムで出されたものについて、まず「自分が不安に思っている」箇所へ目が行ってしまい肝心の受験の出題と攻略方法に目を向けるのが遅すぎた。

以上よく見られる失敗の例を二つ挙げましたが、これらは

①自分の現在の実力

②志望校に受かるための水準

③どこを埋めればいいか

④どこを後回しにすべきか

といったことをしっかり考える「自分の受験」のための対策をしていないことから生じる、大学受験生に最も多く見られるパターンだと言えるでしょう。

まず「自分が合格するためにはどうしたらいいのか」ということを徹底的に考え抜く事が、本当は大学受験合格の最初の一歩なのですが、

多くの受験生は、学校でのカリキュラムや塾の講座やテキストをやっていることが受験勉強のすべてだと思っています。

それらは肝心の「自分の受験」のための対策計画に基づいてこそ初めて効果があるものなのですが、そこに誤解がある場合が多いのです。

おそらくそれは高校受験で、与えられた受験対策問題をひたすらやったらうまく行ったとか何とかなったという経験がベースにあると思います。

しかし大学受験が高校受験と大きく異なるのは、受験のバラエティがあまりにあり過ぎることです。

単に国公立受験と言っても学部学科によりやるべきことの内容や量、バランスが本当に千差万別でなのですから、学校や予備校の一律の学習内容をこなせばそれが「自分の受験」にジャストフィットするとは限りません。

だからその前段階で「受験への道筋」をしっかり考える必要があるのですが、学校も予備校もそういう視点で受験生一人一人にアドバイスをしてくれるとも限らないのです。

ただ私たちは長年の受験対策指導の経験に基づき、その受験生が「今何をすべきか」について的確なアドバイスをさせていただけると思います。そういうコンセプトで大学受験というものをとらえているからです。

そして常により大きな視点で受験をプランニングして、受験生の皆さんに合格への道筋を示していければと考えています。

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