青雲学院のスタート
青雲学院は2001年3月豊橋市牟呂市場町において開校しました。
IT不況により世界的に経済にダメージが生じ企業の倒産が相次ぐ時代背景の中でのスタートでした。
当時はどこの塾の学費もとても高く、「もともと優秀な生徒が高いお金をかけて授業塾のテストを受けてそこに入塾して上位を目指す」というようなイメージで塾をとらえている方も多い時代でした。
そんな中私たちは
「現在の学習到達度に関わらず、適正な学費価格で、一人一人に目が届く学習空間を創る」
そんなポリシーで塾を立ち上げました。
当時はちょうど学校の土曜日休みが正式に導入されつつある時期で、学校の教育現場にもかなりの混乱がありました。建前はともかく学校での学習量が絶対的に減ってしまうのに現に与えられる学習内容はさほど変わらず、学校の授業についていけない生徒が多く生じたのもこの時期でした。
そんな状況を目の当たりにして私たちは、
「今苦しんでいる学習内容をまず解決してその生徒が昨日より今日、今日より明日、一歩ずつ伸びていけるような指導をしたい」
そんな思いで日夜指導を行っていました
学習のやり方がわからない生徒たち
開校当初10人にも満たない生徒数でスタートした青雲学院も、次第に地域の人たちのご愛顧をいただき、生徒数が増加していきました。
牟呂市場の教室(現在は東脇に移転した豊橋西校)は生徒が常に満員になり、一時は教室の入り口に臨時の席を増設して指導を行う程でした。
そして第2校の田原校(現在の本部校)、第3校の豊橋中央校へとより皆さまへの学習における発展に貢献できる体制が整って行きました。
田原校では当時少人数授業形式をとっていましたが(現在はすべて個別指導形式)一学年3クラス~4クラスに分けて指導をすることもあるようになっていきます。
ただ生徒数が多くなっても私たちの指導はいつも「目の前にいる1人1人により良い指導を」という考えの下全力で行われていました。
それは今ももちろん変わりません。だからこそ皆様からの信頼をいただけているのだと思っています。
そんな中で生徒たちの様子を見続けている私たちが気づき、そして直面した課題は、
「学習のやり方がわからない生徒たち」の多さでした。
学校の先生は、私たちが昭和時代に学んだような昔堅気の勉強のやり方まで踏み込んで教えるというようなプロ的な先生が次第に減り、例外はもちろんいるものの学習カリキュラムをとにかく進めればよいという感じのスタイルの先生が増えていたように思います。
学校の授業で年度の終わりの数ヵ月で半年分位の内容を強引に教えたり、1年終了して授業をやっていないところが残っていたりするのを、生徒から報告されるのも例年のことになっていました。
「これは私たちが何とかするしかない」
そんな気になり、踏み込んで学習のやり方の指導にも力を入れ始めたのは当然のことだったと思います。
その頃の私たちの体験を具体的に書いたのがこちらです。ぜひお読みください。

なぜ努力が実らない事態が起こるのか
生徒は一生懸命勉強をしている。学習時間もたくさん取っている。なのになぜ結果が出ない?
なぜ努力が実らない事態が起こるのか?
私たちは日夜そのことの理由を突き詰めて考え討論を繰り返しました。
一方では楽々得点力をつけて1位を取る生徒や、連続して順位を上げて行く生徒が次々と現れるようになっている中、努力が実らない生徒もわずかですがずっといました。
「単に生徒の資質の違いだ」
そう言ってしまえばそうかも知れません。でも私たちはそこで話を終わりにしたくなかったのです。
学び方の違いに着目する
学校に通い当たり前のようにテストの点数で順位をつけられて、それによって進路や人生計画を決めることを余儀なくされてしまう
富国強兵に始まる明治維新以来の日本の教育制度はずっとそのような仕組みを当たり前のように用いてきています。
そしてその中では、学習に対する要領の良さを早期に身に着けて紙面上の問題処理能力を高くすることができた生徒が優秀とされるのですが、大人になって振り返ってみるとそのような能力は仕事をする上でも人生を生きていく上でもほんの一部の能力に過ぎないということに気が付きます。
分かりやすく言うと、たとえば国語の読解問題を満点で解ける生徒が、新しいコンセプトで世界の人々の心を打つ文学を書けるというわけではないのです。
多くの人がしてしまう学校の勉強に関しての勘違いはここにあります。
学校のテストで高得点を取る能力は実は完全にやり方を知っているかどうかの世界です。
それは工夫すれば身に着けることができる能力なのです。しかしながら「学び方」を知らないままで学習をしてしまっている人が圧倒的に多いのです。
その理由は何か?
それは「学ぶ力」というものは、そのような学習におけるものであっても、もっと深い核心的なものであっても、誰かにそれを教えてもらうという機会が今はほどんどないからです。
ではどうすればよいか?
私たちがたどり着いた結論は、学校では身に着けることが今や難しくなった「学ぶ力」を生徒にプレゼントしていこうということでした。
学ぶ力はすべてを好転させる
「学ぶ力」というととても抽象的に聞こえます。しかし実際は全く違います。
極めて実際的な役に立つ能力です。それはきちんと身に着ければみるみる成果を出すことができる大変ありがたい能力なのです。
たとえば「時間ばかりかかって得点が取れない」という事例がよくあります。
それは形だけ勉強をしていて中身の定着のやり方を「知らない」ことが多いのです。
できる人は当たり前だと思うことが実はできていない、それが「学ぶ力」の不足です。
私たちはそれを本人にも保護者の方にも気づいてもらうようにします。
「こうやってここを隠して確認して書いてみる。3日経ったらもう一度確認してみる」
そんなアドバイスで生徒は
「習う事と覚えることは違うんだ」
ということに初めて気づいたりするのです。
学習習慣指導と学習法コーチの導入
「学ぶ力」や「考える力」を念頭に置いた指導を始めてから、更に学習困難状況をうまく脱する生徒が増えてきました
小学校の時には学校のテストの点が50点台だった生徒が、中学に入ってコツを覚えて逆に80点と言うような得点を取るようなことも起きてきました。こういう事例を見ると本人の素質の問題などではなく、すべてやり方の問題であったということがはっきりしてしてきます。
私たちは更に日々の学習習慣の悪さが成績不振を生じる大きな要因であることにも目を向けました。
実は多いのは、宿題をやらなくてさぼっている生徒よりも、
「宿題を一生懸命夜中までやっているのに終わらない」
「宿題を解けなくてただ問題を見ている」
そんな生徒だということにも気が付きました。
明らかに学習のやり方が悪いということになります。
宿題が提出されないと「本人のやる気がない」と学校では一律単純に判断されます。
しかし解答を見てやり方を最初に確認するというような、学習時間を3分の1以下にして、かつ3倍の内容を学習できる、ごく初歩的な勉強法すらただ「教えられてないからやれない」ということが巻き起こしている事態だったりします。
そんな生徒たちには、まずどうやって宿題をやるのかを教えなくてはなりません。
学校でそれを身に着けることはほぼ無理です。
生徒のやり方の善し悪し自体がすでに先生による評価対象になっているからです。昔は合理的なやり方を進んで教えてくれる教師がたくさんいました。でも今は先生たちも忙しすぎるのでしょう。そこまで踏み込んではくれないのです。
この頃から私たちは学習法コーチ指導という勉強のやり方を教える方法を指導に導入しました。第4校の湖西新所原校を開校した頃だったと思います。
当時も今も、生徒が勉強のやり方を直接指導してもらえるという所は、学校でも他の塾でも意外になくて、この指導については多くの方から感謝の声をいただいています。
抜群の成果や突き抜けた成果を出す生徒たち
一方で青雲学院では開校当初から、学習のやり方がある程度整っている生徒は、皆が驚くような抜群の成果を出しています。
学校で1位を取るなとどいうのは理解力が高い生徒なら当たり前で、それにとどまらす県内全域で行われる模試でトップクラスの成績を出したり、賞をもらったりするような生徒もいれば、9回のテストで8回順位を上げたり、7回連続順位上昇を達成したりする生徒も現れました。
多人数の授業形式をとっていないため、できる生徒はその生徒がやらなくてはいけないレベルの問題にのみ特化して指導を受けることができる上に、私たちのやり方では優秀な生徒がこなすべき学習の内容やペースを具体的にその生徒に合わせて対策してあげられることや、モチベーションや心理的な面におけるアドバイスまでできることが、何といっても強みなのでしょう。
これは学習のやり方と成績が劇的に伸びた生徒の例を書いたnoteです。ぜひお読みください。

また青雲学院では、保護者の方や本人のご希望を最優先して必要な情報をいつでも提供させていただくとともに合格のための最大限のバックアップをさせていただいているため、開校当初より非常に高い第1志望校合格率(高校受験)を記録しつづけております。
志望校に進めることが決まった受験生と保護者の笑顔ほど私たちを幸せな気持ちにしてくれるものはありません。

アウトプット対策も徹底
私たちにとっても生徒と保護者にとっても努力が成果につながらない最大で最後の壁は、実際には勉強量不足でも本人の頑張り不足でもありません。
それはアウトプット対策の不足。
つまりテスト当日に実力を出せていないということにあります。
極めて多くの方、そして学校の先生はもちろん多くの塾でも見過ごされているのが、このアウトプット対策です。保護者の方でもこれに気づかれている方はごくわずかです。
しかし実に多くの生徒がテスト当日において得点を劇的に落とす事態に陥っているのは間違いのないところです。
テストが終わって本人に問題を解かせると楽々解ける。なのに実際の得点は過去最低。
そんな事態をいやという程見てきました。当日あがりまくっているのです。
そして皮肉なことに勉強を一生懸命やればやるほど緊張して得点が取れないという生徒も実はよくいるのです。
私たちは今度はこの課題に取り組み始めました。
そして対策方法やあがりを回避するコツをしっかりとしたメソッドでアドバイスするやり方を行うようになりました。
アウトプット対策を含む対策のやり方についてはこちらに詳しく書いています(一部有料noteです)

また青雲学院出版からこんな本も出ています。ご興味のある方はぜひどうぞ。

おとな学び塾とわくわくスマホ倶楽部の開設
学びという視点に立つとき、世の中には子どもだけでなく何かを学びたいという方がたくさん見えることに気がつきます。
第5教室の新居校を開校した後、私たちはおとなの方がもう一度学び直しをするための「おとな学び塾青雲」を立ち上げました。
現在社会人の方やシニアの方たちが通われており、私たちの進学塾での経験や情報を生かして、その方たちのためのニーズに日々お応えしています。
社会に出てからこそ学びの必要性が実は高まるということは多くの方が言われているところです。通われている方々は皆さん高いモチベーションをもって学ばれていて、教えている私たちもその姿勢から学ばせていただくことが多いというのが実感です。
そんな方たちのお役に立てるというのは本当に嬉しいことです。開講してよかったと感じています。
おとな学び塾は青雲学院全教室で受講が可能です。ご案内はこちらからご覧いただけます。

また現代人にとってもはや必須のものとなりつつあるスマホや携帯電話、あるいはパソコンの活用法や楽しいSNSの始め方のアドバイスなどをする「わくわくスマホ倶楽部」も開講しています。
意外にやり方でお困りの方は多く、社会人の方からシニアの方にご愛顧いだたいています。こちらでも生徒さんの学びに向けてのとても積極的な姿勢に驚かされることが多く、私たちの責任の大きさを実感する毎日です。
わくわくスマホ倶楽部のご案内はこちらからご覧になれます。現在は田原教室で昼間開講しています。

学び方を身に着けることの大きな意義
学び方を身に着けるということ、「学ぶ力」をその手にするということは、単にテストで良い点数が取れるということに留まりません。
社会に出て仕事をするにしても、どのような場面でも何かを学びマスターしていかなくてはいけないことがあります。そしてシニアの方におかれても人生百年時代と言われる中で学びの大切さはますます大きくなっています。
そんなときに、自分自身の力で学びに工夫をしていく力があれば、どんな問題がやってきても解決をすることができ、時に訪れる困難にも立ち向かうことができるでしょう。

逆にそういう力を軽視していると、いつまでも誰かに頼ってしまうことにもなりかねません。
子どもの未来を考えるなら、いや大人であっても、よりクオリティーの高い人生を歩みたいと考えるなら、学ぶ力を身に着けることこそが極めて大きな意義があることと言えるでしょう。そしてそれを身に着けるのは今すぐにでも考え方次第で可能なことなのです。
ただ今の社会や学校においておそらくこの「学ぶ力」が軽視されてしまっていることも事実です。
それは結果ばかりで物事を比較する仕組みが世の中に蔓延していて、その過程で何が起こっているかその本当の原因はどこにあるのか、それをよく観察していないことから生じている気がします。
私たちは苦戦して日々努力しても結果が出ず悩む生徒と毎日向かい合う中で、この「学ぶ力」をより多くの人に得てもらう事ことが最も大切なことだと気づきました。
そして「学び方」や「考える力」をつけてあげるためのヒントを常に与えてあげること、そのためには学ぶ楽しさや勉強へのわくわくした気持ち、達成感を大事にしていくこと、そういった姿勢を常に持ち続けるべきであると考え生徒指導やプランニングを行っています。
「学ぶ力」は必ずその人の未来を大きく変えます。それは物事を主体的にとらえて自分の中で組み立て、構成し直していろいろな角度から意味を解釈し発展させていく能力だからです。
それが身に着けば、受動的な位置に留まっていては気づけない、新しく柔軟で輝くような世界観を自身で築くことが可能になります。

そのような学ぶ力に溢れる人々が地域に多くなっていけば、地域もそしてこの国も未来が明るく拓けていくことは間違いないことでしょう。
そんな夢をわたしたちは抱いています。

また何より学ぶことは人生の毎日を楽しく明るい日々に変えてくれる力を持っています。
人々の幸せは物質的なものだけで達成されるのではなく、新しい学びによって昨日よりも一歩進む楽しさや喜びによって深く味わえるに違いないからです。社会人やシニアの方対象のスクールで学ぶ方たちの笑顔を見てそれを深く実感します。
世界を変え人々が幸福を味わえる「学ぶ力」
一人でも多くの人がそれを手にしてほしい。
それが私たちの願いです。
今日も青雲学院の教師たちはそんなコンセプトの下、皆全力で生徒と向かい合っています。
私たちは、未来へ向けて学び歩もうとする方すべての力強い味方になりたい。

夢・希望・未来。
その先であなたが目にする素晴らしい体験に一歩でも近づいてもらえるために。
